限りある いのちの時間

私は看護師として普段 訪問看護の仕事をしています。病気や障害をお持ちの利用者さんやご家族の生活の場である  ご自宅に伺い医療や看護を提供しています。

そんな仕事を  通して。

病気や障害   さらに  寿命って年齢もタイミングもなにも考慮されることなくいきなり  やってきて
その物語は誰一人として同じストーリーのないオリジナルであり
一人ひとりに
はじまるから終わりがある。
限りある いのちの時間があるのだということを 教わります。

病院看護師のときには
看護師としてたくさんの終わりを迎えるいのちを看てきていたにもかかわらず
私は『死ぬ』ということ『いのちの時間は有限である』ということ を どこか他人事として受け止めていて
どこかで自分の大切な人や自分のいのちは終わらないような
終わるとしてもまだまだ 遠い先の話だと勝手に   思っていました。

それが15年前の主人の白血病体験を通して
年齢や環境や置かれた状況に関係なく
ありえないようなタイミングであったとしても
病院や障害は自分事になりうるのだということを思い知らされます。

普段から病気や障害の方々と仕事として毎日関わり看護師として身近に知っているはずにもかかわらず
まさか自分の大切な人が死ぬかもしれないだなんて。
しかも新婚ホヤホヤ。お腹には赤ちゃんがいる幸せ真っ只中にやってきた出来事でした。

でもそのお陰で
限りがある”いのち”の時間がそれぞれのなかにあるということを知りました。

私はその終わりがいつやってくるかわからないからこそ
諦めたり遠ざけたり無いことにしたり怖がったりするのではなく
限りあるからこそ
自分も出逢い ご縁ある人も
重ねている いのちの時間を尊び
悩みごとに費やす時間よりも
笑顔や穏やかな時間や和やかな時間やチャレンジの時間を
少しでも 多く持てるように過ごしていきたいなぁ…

と思います。

そして在宅という場で   出逢うたくさんの利用者さんやご家族の大切ないのちの時間を
いっしょに重ねさせていただくなかで
誰一人として同じシナリオはない
いのちの時間に
いのちの
厳しさや儚さ尊さやいとおしさ
色んなものをギフトとしてうけとります。
嬉しい♪楽しい♪ばかりではないからこそ
現実の
生きる  いのち を
この目に心に  焼きつけて
バトンを渡していくことを託されているような気持ちにもなります。

“誠実でありなさい”
“愛をもって のぞみなさい”

まだまだたくさんの教えを体験とともに受けとるからには
私が仲介者となり
また   次の限りあるいのちの時間を生きる人たちに
渡していきたいと思います。

あなたの 大切な人とあなたが  重ねるお互いの限りあるいのちの時間をどんなふうに過ごしますか???

あたなの限りある いのちの時間をどんなふうに使いますか???

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